【S2序盤〜中盤使用構築】破壊龍と鉄犬【最高R2011、第6回JPNOPENベスト16】
それでは6匹の並びを示すトレーナーカードの後個体紹介に入ります。選出の仕方等は後述します。以後常態。
個体紹介
陽気
正義の心→適応力
145-197(252)-109(4)-×-90-180(252) メガ後
インファイト/バレットパンチ/アイアンテール/れいとうパンチ
物理型のルカリオ軸を久しぶりに使うことが目的だったので使用。ガルーラが重いので裏にクレセリアがいようがギルガルドがいようが見たら出す。ボーマンダにとても弱いポケモンだが、ボーマンダの取り巻きに刺さることに加え陽気恩返しではルカリオは落ちない(乱数で落ちたらすいません)ので上を取られていてもれいとうパンチで返り討ちにすることもありマンダ軸と戦うときにも活躍した。れいとうパンチをストーンエッジにするとリザードンや、Zが主流で襷やスカーフが減っているウルガモスに強気に出ることが出来るのでそれもあり。体感選出率7〜8割。
カイリュー@ヒコウZ
陽気
マルチスケイル
167(4)-186(252)-115-×-120-145(252)
ルカリオと相性の良い浮いてる龍。ヒコウZの理由はテテフに対面から勝てるから。逆鱗を切ってしまうと霊獣ボルトロスやロトムに打点がなくなってしまうものの、ギルガルドやカプコケコへの打点となる地震と先制技の神速は切ることが出来なかった。基本選出の一角を担うポケモンで、ルカリオと一緒に出していき補完に優れたところを利用して積んで殴るのが役割。ブルルドヒドイデを倒せるこの構築唯一の駒。体感選出率6割程度。
マンムー@突撃チョッキ
意地っ張り
厚い脂肪
185-176(76)-100-×-112(252)-123(180)
電気の一貫を切り、少し削れたガブやマンダをつぶてで縛り、受けループのヤドランを地割れで打ち倒し、ウルガモスを誤魔化すなど多種多様な役割を持つ。初手に置きやすいとされるポケモンなので相手の先発を読みたい時にマンムーに強いポケモンを読むとわりと決まる。ORASの個体を使いまわしていたが、Dにぶっぱしないとコケコの草結びを二耐え出来る乱数が信用出来ない数字になったので作り直した。準速ガッサが環境にあまりいないため、おそらくSを落としてAを上げるべき。マンムースイクンの並びは単純に強かった。このポケモンは強く出られるポケモンには滅法強いため、相手に受け出す際に交換読みをめちゃめちゃされることを念頭に置き、ときにスイクンでレボルトに突っ張るなどの様なヤンキー行動をするのが大事だと感じた。体感選出率4〜5割。
図太い
プレッシャー
207(252)-×-159(68)-110-135-128(188)
ねっとう/こごえるかぜ/ミラーコート/どくどく
僕を以前2100に導いてくれたスイクンをそのまま使用。選出率は8割を超え、そのうちの8割は初手で出す。カプレヒレになくてスイクンにあるものは耐久、眠る、プレッシャー、ミラーコートだと思っていて、今回は耐久とミラーコートが欲しくて最初はレヒレだった枠をスイクンに変えた。初手に出し、テテフにミラコを当てたりガブやガルーラの相手をしたりとにかく様々な相手に仕事が出来て対面性能の高さを感じた。レヒレも身代わりがなければミラコで返り討ちなのでレヒレにも強気にミラコを押した(結果身代わりレヒレに負けてJOトナメ敗退)。遅いガルーラより速いため上からグロパンガルーラに熱湯を試行出来るのでSに振る意味はあったと思うがおそらくこんなに速くなくてもいい。
ミミッキュ@ゴーストZ
意地っ張り
化けの皮
143(100)-153(228)-101(4)-×-129(28)-135(148)
じゃれつく/シャドークロー/かげうち/のろい
ストッパー+害悪やバトンへの解答としてミミッキュを選択した。化けの皮を剥がれたあとでもテテフのサイキネを確定耐えするので、重たいスカーフテテフを倒すことにおいてはそれなりに信用が出来る。メタグロス、ウルガモス、リザYあたりがきついためそのあたりに強いゴーストZをもたせている。Z呪いは滅多に使わないもののこれで勝ちを拾うことはたまにあり、オシャレなので気分がよくなる。オニゴーリ入りやバトンパには勝率100%なのでこのポケモンは非常に偉い。体感選出率は2〜3割。
カプ・コケコ@きあいのタスキ
臆病
エレキメイカー
145-×-106(4)-147(252)-95-200(252)
カバルドン展開を止める手段がなく、ギャラドスが重いこと、ルカリオを使ううえでどうしても鬱陶しいギルガルドや、カグヤ+ガブのような並びが面倒なことを考えて産まれたのが襷身代わりコケコというわけのわからないポケモン。カグヤに対して強引に受けださなければならないことが多々あるため身代わりでローリスクに立ち回ることが出来たり、Z持ちのギルガルドに壊滅させられなかったりするのは偉かった。面倒なポケモン筆頭候補のゲッコウガに対してもそこそこ強気に出られるので痒いところに手が届く補完枠といった感じ。体感選出率は2〜3割。
戦術等
基本選出は初手スイクン、裏にルカリオ+カイリューorマンムー。スイクンを大事に使いたい場合は初手にミミッキュやカイリューを置いて裏にスイクンを置く。カバゲッコウガやキノガッサが見えたらコケコを初手に置くことが多い。
そしてここからは読みの範疇なのだが、かなり初手にナットレイを呼ぶためナットレイ入りには初手にルカリオを出して交換読みでレンチやアイアンテールを押すとイージーウィン出来ることが多かった。また、フシギバナ入りは初手にほとんどバナを出してくるうえにカイリューに対して一回突っ張る人がかなり多いので取り巻きがなんであれファイナルダイブクラッシュを選択していた。
あとは基本的にはひたすらぶん殴るだけなので、いかに初手で出し勝つかが大切になってくる構築である。基本的に交代戦が出来ない構築なので仕方ない。
重い相手は最速ガッサ、リザX、ニトチャリザY、マンムー、スカーフテテフ、襷テテフ、カイリューを出さない場合のスカーフガブ、スカーフランド、催眠デンジュモク、ウルガモス、ナットレイ、格闘Zレボルト、身代わりレヒレなど。欠陥構築なので無限にきつい相手が思いつく()
この構築を捨てた理由は読みという不確定要素にかなり頼ってしまう構築であることと、環境にそぐわないと僕自身が判断したため。勝率はそこまで酷くないので使いまくればレートは上積み出来るかもしれないが目標とするような数字には及ばないだろうと感じた。
そしてなにより
これが現実だからである。対面から負けるという意味でも汎用性という意味でも。悪いことは言わないのでみなさんは素直にバシャーモ使いましょう。
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