神無杯予選を終えて

こんにちは。今回、主催に呼ばれたため5パートナーズ被りなしのルールの大会に参加してきました。結果予選落ちしてしまい、結構悔しい思いをしています。しかし、下位トーナメントもまだあり、これからメタゲームをやっていく可能性も全然あるのでしっかり反省しようかと思います。何がダメだったか、どこはよかったかを試合ごとに書いていき、これから何が必要か考えることにします。


自分パートナーズ

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初戦 SASUGAさん戦

相手5匹 ヤドラン、ヒードランマンムー、フワライド、サンダース

相手自由枠 ドリュウズ

自分自由枠 ミミロップ

相手のパーティーでメガミミを受けられるポケモンがヤドランしかいないので初手ミミロップからのコスモパワーバトン展開が刺さると思い選んだ。途中で挑発分身バトンブラッキーを挟むことで相手がコスモパワーを見たあとで挑発や積み技を使えないようにしつつ回避を上げてラティアスに繋ぎアシパ連打で勝てると考えていた。

しかし初手のフワライド展開に対応しておらずやや分が悪い運ゲーに勝つしかなくなり、おそらくこれ以外では負けていなかったと思うがこれに対応していないのが完全に欠陥。この敗戦でメタの甘さを痛感する。

立ち回りに関しては恐らく問題なかったはず。


2戦目 かるびん君戦

相手5匹 ヘラクロスクレセリアニョロトノカビゴンユキノオー

相手自由枠 デンチュラ

自分自由枠 キングドラ

相手の自由枠に来る可能性があるポケモンとして、ギルガルドに強いポケモンまたは雨エースを予想。ドリュウズランドロスに強く水の一貫を強く切れると同時にヘラクロスも意識してめざ飛行キングドラを採用した。

デンチュラはまったく予想外だったがテラキオンを初手に合わせることでしっかり対応出来たように感じる。スカーフなので同速でもなかったし初手のエッジが当たっていればもっとイージーに勝てた。

立ち回りに関しても特に問題はなく、技選択も後悔はないので結果としても勝つことが出来、自分の成長も少しは感じられた。


3戦目 かろんさん戦

相手5匹 メタグロスゲッコウガヌメルゴンムクホークカットロトム

相手自由枠 ランドロス

自分自由枠 サメハダー

相手のパートナーズが強すぎて頭を抱えたが、ゲッコウガを上から殴れてメタグロスを1パンできるメガサメハダーを選択。ゲッコウガを強く意識して、有効打がけたぐりだった場合に勝てるよう思念の頭突きを持たせた。相手の自由枠がドリュウズだった場合はクランチで問題ないがランドロスや悪タイプが来た場合に勝てなくなるのでその場合に備え壁ラティアスからののろしっぺタラプブラッキーを採用し、ラティブラガルドまたはテラキサメガルドで勝とうと考えた。

結果としてランドのとんぼとゲッコウガの毒が予想以上に鬱陶しく鈴ブラッキーであっても消耗してしまいタテることは出来なかった。

しかし、ゲッコウガを倒したあと、グロスに対してコメパンでA上昇を引かれない、またはアイへで怯むか麻痺痺れを引く、または相手が意地ではない場合に限るが40%強くらいのややこちら有利な乱数を引かれないのいずれかひとつでも引けていれば急所を考慮しなければ勝てた試合であり、シャドークローでなくアイへを採用したのにもちゃんと理由があったので仕方ないという感想。パートナーズの性能差のわりにメタでいい試合に持って行けたとは思っている。急所とか追加効果での負けはこういう戦法なら仕方ないことなのでこれを使わざるを得ないパートナーズ作りの方が問題だった。

立ち回りもおおむね問題ないと思う。

 

以上のように、初戦は多少マズかったがそれ以降だんだんマシにはなっていると思う。しかしパートナーズの強さが結局中途半端なので次回はパートナーズ選択をもっと大会の特色を掴んでうまくやらないといけないと思った。

残りの下位トーナメントでもパートナーズが強くないことを言い訳にせず、出来る範囲で最大限メタを張って楽しい大会だったとあとから振り返ることが出来るように努力したい。


完全に自分が反省をまとめるために作った記事ですが読んでくれた方ありがとうございます。試合観たい方はキャスの録画があるので観てください。

それでは失礼します。

ハイドロポンプの略し方ガチ考察【クソ記事】

こんばんは。クラヴリーです。

今回Twitterを通してまたこの議論が浮上し、不毛だと感じたため記事で考察して結論を出そうと思います。


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画像のキングドラを含め多くの水ポケモンの最大打点技ハイドロポンプには何通りかの略し方が存在している。メジャーなものからマイナーなものまで存在していて統一感がない。好きな略し方を使えばいいとは私も思わないでもないがそれでも1番理に適った略し方の考察は必至ではないか。ひとつひとつについて以後詳しく記す。ここでひとつ注意があるのだが、そもそもハイドロポンプを略さないという選択肢は排除して考える。


1.ハイポン

後述のドロポンと人気面では2強を形成している呼び方。「ハイドロ」と「ポンプ」で分けるのが自然であるため、前者からひとつ、後者からひとつを取り繋げて呼んでいるのであろう。自然な呼び方ではあるのだがとても小学生っぽいのがドロポンに人気を奪われている要因だと個人的には考えている。


2.ドロポン

おそらく最大派閥。「ハイドロ」と「ポンプ」からひとつずつ取って繋げた名前であり、ハイポンに比べると子供っぽさも軽減されていることから個人的にも比較的いい部類だと考えている。しかし、「泥」という文字が入っていること、そしてハイポンにも共通するのだが「ポン」という響きが弱そうである。威力の低い技であれば良いのだが、ハイドロカノンや潮吹きといった技を除けば最大打点のハイドロポンプでこの弱そうな「ポン」という略し方を採用するのは相応しくないと考えている。


3.イドンプ

ハイポン、ドロポンの2強状態に突如現れた3つ目の略し方。ポンの弱そうなところを見事解消している。また、この略し方は「ハイドロ」の部分をイドと略しているが、これは漢字変換するなら井戸。ハイ(high)や泥と違い水にまつわるもので、それにポンプを意味するンプが付随することでハイドロポンプのイメージを明確に言い表せている。


4.ハインプ

ハイポンのポンプの部分がンプになったもの。ポンが弱そうなことに気づいたまではいいが小学生らしさが混在してしまっていてそこの課題が未解決。あと響きが今までで最もダサい。


5.ハドロン

もはやなんの略か想像するのが難しい。ここまでくるとうまぶりが過ぎていて、「人と違う呼び方してる俺かっこいい」だけと捉えるのが自然になってしまうように思われる。略はあくまでなんの略かわかるのが大切。



以上が主要なところだと思われる。そしてこの考察の結果、イドンプが最も優れた略称であると結論が出た。これで不毛な論争に終止符を打てることを祈りたい。

6世代を振り返る

こんにちはクラヴリーです。流れに便乗して6世代を振り返ります。



XY期〜S9

5世代でレート勢だったので、ポケモンがいかに大変なゲームかを知っていたので大学生活の時間をポケモンには割けないと思いストーリーだけやって終わる


S10

サークルが面白くなくなり、昔はよく行っていた好きなパンクロックバンドのライブにも行く金がなくなったところでポケモンなら無銭で出来る!と思い再燃。しかし自分で対戦をするのが面倒だったので実況動画を観て満足する。


S11

大学の試験期間中に、買って未開封だったオメガルビーが家にあったのを思い出しストーリーをクリア、5世代での経験があるからそこそこ勝てるだろうと思ってレートを始めるが最高レートは1798。クソ弱いことを知り強くなりたいと思った。この頃はメガバシャーモを使っていた。


S12

2000は行かないとと思っていたが結局ダメで最高レートは1890くらい。何を使っていたかも思い出せない。


S13

個人的に好きなポケモンであったルカリオをついに使用。恐らくライバロリ氏の影響で使うに至った。ポケモンのいろはくらいはわかるようになった。しかし2000には及ばず最高レートは1990くらい。めちゃめちゃ悔しかった。


S14

ルカリオとかいう弱いポケモンを雑魚が使っても勝てるわけがないと感じ、対面厨パを使うも1800くらいで止まる。結局、最終盤でルカリオのサブメガとしてS13で使ったリザードンを軸に構築を組むも雑魚の付け焼き刃構築で勝てるほどポケモンは甘くなかった。最高レートは1990くらい。


S15

サブROMのアルファサファイアを購入。ストーリーで出るから一応ラティアスを厳選したところ、ルカリオラティアスボルトロスの組み合わせが強そう!とラティアスを眺めていて感じ、構築を組んで潜る。序盤に1900くらいまで行き、2000は固いし2100もこのペースならいけると思い、実際シーズン終了2週間前くらいに初2000を達成。しかし裏メガの催眠ゲンガーに結局頼りすぎて当然サブROMが永遠に上がらず、初2000の僕には1ROMで潜ることは出来なくて最高レート2002。このシーズンくらいからポケ勢との交流が生まれた。


S16

催眠ゲンガーからの脱却を目指し、ルカラティ構築を洗練させようとするも案が思いつかなかった。対面っぽいルカリオ軸を使えるようになった今の僕にはガルーラ使えるんじゃ?と思うものの厨パは無理だとなんとなく思ったのでガルクレセを使用。両ROM2000に乗せ手応えを感じるもメインROMを1600まで溶かし最終日を迎える。2000はもう達成済だし2000で止める意味がないとようやくわかった僕は最終日にサブROMでパッと潜るも最高2063で終了。このシーズンの収穫はガルーラを使った方がルカリオを使うよりどう考えても強いとわかったことだった。


S17

やんちゃガルーラのD下降補正が弱いと感じ、猫秘密ガルーラを軸に構築を組むとたまたまルカリオが構築になぜか入ってきて、今期はこれで2100乗るんだと意気込む。8月に開催されたJPNOPENでなんとかベスト16になるも、このオフの前後でこの構築が弱いことに気付き絶望。パクりでもなんでも使うから勝ちたいと思いガルガブアローバレルの並びをパクり2000を達成するもモロバレルが最速起きしかされないし思いの外選出出来なくて弱いと感じスイクンに変更。結局厨パのバシャがアローになっただけの並びとなり、型をいじくりつつ溶かして上げてを繰り返しピークを最終日に持っていくことに成功。自身初の2100を達成。最高レートは2114。



1年と少しくらいの年月6世代対戦をプレイし、ようやくある程度まともなプレイヤーになれたと思えるようになった。7世代では2200、さらには1位を目指してみたいと考えている。ポケモンつらいからいつやめてもおかしくないけども…

しかしつらいと同時に、レートで知り合いと当たったりオフで交流をしつつ真剣に対戦をしたりするのがとても楽しかった。負けられない戦いに勝ったときはとても嬉しかったし自分のポケモンを心から褒めた。そういうときはポケモンをやっていてよかったとすごく思った。

6世代でポケモンを通じて僕と関わってくださった方、本当にありがとうございました。7世代でもよろしくお願いします。

S17 王道ガルガブアロー [最高最終2114]

シーズン17お疲れ様でした。クラヴリーです。今期は目標の2100を達成出来てとても満足しています。構築に決して安定感はありませんが今まで僕が組んだものの中では最高傑作であると感じています。以後パーティー紹介に入ります。

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個体解説


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1.ボルトロス@ラムのみ

性格 穏やか

175(164)-×-95(36)-156(84)-140(220)-132(4)

10万ボルト/草結び/電磁波/悪巧み

構築の補完枠であり、選出率はぶっちぎりのワーストポケモンカバルドンがとにかく重かったこと、ゲッコウガに役割を持ちたかったこと、マンダマンムーがうっとうしいこと、特殊積みアタッカーが欲しかったこと、クレッフィに麻痺を貰わずいい勝負出来るポケモンが欲しかったことが採用理由。選出率は低くても仮想敵にはしっかり仕事をしてくれた。調整の意図はH16n-1、CがHD特化カバルドンを悪巧み草結びで高乱数1発、Dが珠ゲッコウガの冷凍ビーム確定耐え、余りBとSになっている。


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2.ガブリアス@気合の襷

性格 意地っ張り

183-200(252)-116(4)×-105-154(252)

逆鱗/地震/岩石封じ/剣の舞

主人公はこの構築でもかなり高めの選出率で、電気タイプを見る役割、積みエースへのストッパー、崩しの駒として大活躍した。さて、実数値を見ればおわかりかと思うがこのガブリアスは意地襷ガブリアス。元々は某雨パ強者のガルガブアローバレルの並びを丸パクリするところから構築を組んだため意地を使ったところ陽気とはまったく違う良さが多々見えたためバレルを解雇してからも続投した。具体的には2舞逆鱗でクレセを倒せる、1舞逆鱗でブルンゲルを倒せる、岩石封じ+逆鱗で図太いボルトを落とせるなどがあげられる。さらに意地の火力を見せておくことによって試合途中の相手にスカーフだと誤認させられることがあったのもよかった。しかしリザYとレボルト、最速ガルーラなどが重くなったため良し悪しはあるので考えなしに使うポケモンではない。しかし襷ガブを使う際に選択肢として考えるべきものだと強く感じさせてくれた。


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3.ガルーラ@ガルーラナイト

性格 意地っ張り

191(84)-192(236)-135(116)-×-121(4)-129(68)

秘密の力/炎のパンチ/グロウパンチ/不意打ち

最強のポケモンであり、この構築の主軸。単メガなのもあって、相手にブルンゲルなどの無理なポケモンがいない限り絶対に出していたうえに時にはいても出していた。ゴツメドサイドンくらいならばいても出していた記憶がある。タイマン性能、崩し性能共にスバ抜けていてさすが最強ポケモンといったところ。調整は一般的なABガルーラの上を取りたかったためHを削ってSを伸ばしただけ。これでもゲッコウガの珠けたぐりくらいなら確定耐え出来る。ここまでSに振ると準速メガヘラクロスの上を取れるためヘラ入りにもどんどん出していけた。


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4.ゲンガー@命の珠

性格 臆病

135-×-81(4)-182(252)-95-178(252)

シャドーボール/ヘドロ爆弾/気合玉/道連れ

後述するスイクンがゴツメを持っているものの、ガルーラに後出しはなるべく避けたかったのでゲンガーを採用。メガ以外での採用を決めていたため襷がガブに取られているのでとりあえず珠をもたせたところクレセドランやガルクレセサザンあたりをぶち抜けるのが強くそこに落ち着いた。ヘドばくを1度切ったことがあったが、フェアリーにヘドばくが撃てないのが弱すぎて必須という結論に至った。


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5.ファイアロー@拘り鉢巻

性格 意地っ張り

161(60)-146(252)-91-×-89-171(196)

ブレイブバード/フレアドライブ/とんぼ返り/寝言

ごく普通の鉢巻アロー。相手のアローが面倒なのでゴツメアロー意識でガブ抜き抜きにして残りH。他で削って鉢巻アローを通す動きは単純に強かった。ガブがスカーフではないため、そことの兼ね合いで舞わないアローとなっている。強いわりに書くことがない。


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6.スイクン@ゴツゴツメット

性格 図太い

207(252)-×-158(68)-110-135-128(188)

熱湯/凍える風/ミラーコート/どくどく

恐らくMVPのやけに速いスイクン。いつも動画を視聴させてもらっている某実況者のスイクンを図太いで今の環境に合わせてカスタマイズできないかと思い作成した。ここまでSに振るとABベースの秘密ガルーラの上から熱湯が撃てるので火傷の試行回数が増えるのと、キノガッサの上を取っているのがかなり使いやすかった。初手に投げて、出て来やすいガルーラやゲンガーを処理または削ってもらうのが1番の仕事。電気タイプはガブ引きかミラーコートかでの処理となるがそこに関しては勘でやっていた。耐久ラインは鉢巻アローのブレバ2発で乱数で死ぬくらいのものしかないがそれでも最低限確保出来たと考えている。



選出パターン

対厨パ ガルガブスイクン

対ガルクレセサザン ガルゲンスイクン

対カバガル ガルボルトアロー

対受けル ガルガブゲン

対メガバシャ軸サイクル ガルガブアロー

ルカリオ軸 ボルトガブアロー

対マンダ軸 ガルガブボルト

対バンドリマンダ ガルガブゲン

だいたいこんな感じです。パターンから外れて困ったらガルガブスイクンかガルガブアローでした。基本選出is神


最後に

ここまで読んで下さった方、レートで戦ってくださった方、応援してくれた方、本当にありがとうございました。みなさんあってのポケモンです。

僕は7世代でもポケモン対戦はやっていくつもりなのでそこでまた戦いましょう!


最終レート2114、最終順位122位

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第5回JPNOPENベスト16 ラティアスルカリオ

こんにちは。クラヴリーです。JPNOPENでは毎度LiSAというハンネで出場しています。この度、僕の大好きなラティアスルカリオでベスト16となりました。多分しばらく使わないと思うので公開します。


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ルカリオ@メガストーン

147-×-108-191-90-180(メガ後)

気合玉/ラスターカノン/悪巧み/真空波

ガルーラの補完メガとして入ってきたメガ枠。クレセドランなどへ強く出るための特殊型。相手のガルーラからするとこちらへはルカリオ以外初手対面出し勝ちとなるため、読んで初手投げもたまにしていた。


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ラティアス@ゴツゴツメット

187-×-111-130-150-178

サイコキネシス/電磁波/羽休め/癒しの願い

今回はこのポケモンが使いたくて構築を組んだ。ガルクレセはどうしてもゲンガーに隙を見せすぎてしまうため、ゲンガーに対し必ずしも一方的不利ではなく蘇生技を持つこのポケモンに目をつけた。ルカリオ、ガルーラ、ギルガルドとの補完が比較的いいので選出率はおそらくトップ。困ったら出していた。


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スイクン@カゴのみ

207-×-183-110-135-106

熱湯/凍える風/瞑想/眠る

ただのHB特化瞑想スイクン。メガバシャが無理なのでHB特化。HDアローにも負けないようにこご風採用。勝てなさそうな相手にもワンチャン作れること、ギルガルドに比較的強いこと、有利対面での熱湯が普通に強力なことが強かった。しかし、しっくりきていない枠でもある。


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マンムー@突撃チョッキ

185-198-100-×-108-107

氷柱張り/地震/氷の礫/地割れ

ウルガモスの大文字をほぼ2耐え、ウルガモス地震礫でほぼ落とせるという調整のチョッキマンムー。地面枠かつ受けループにも役割が持てる枠かつウルガモスを誤魔化せる枠として採用。マンダ軸やクチート軸にはよく出すが基本的にはあまり出さない。


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ガルーラ@メガストーン

191-192-133-×-121-131(メガ後)

秘密の力/炎のパンチ/猫騙し/不意打ち

今回の主役。タイマン性能の高い猫不意と、連打しているだけで強い秘密の力、技範囲補完として相性のいい炎のパンチ。遅い猫持ちに負けたくないので準速と最速以外には大概勝てるようにSに多く割いている。B方面は珠ゲッコウガのけたぐりを最高乱数切り耐え。技が通らないポケモンが相手にいない限り基本的に出す。


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ギルガルド@ラムのみ

163-110-171-×-172-85(シールド時)

アイアンヘッド/聖なる剣/剣の舞/影撃ち

ラティアスをゴツメで使ううえで鋼枠は必須、かつガルーラが初手ゲンガーと対面して引く場合気合玉も考慮しなければならないのでギルガルドが適任かと思い採用。アイへの理由はニンフやピクシーなどを強打出来ること、舞えばガブを一撃で仕留められることなど。相手の後出しを許しづらいポケモンなので非常に頼りになった。しかし鬼火ゲンガーに後出しする場合非常につらく、少し相手を削るくらいのことしか出来ないためなかなかつらかった。一応キノガッサへのある程度の対策枠も兼ねている。



基本選出はガルーラガルドラティアス。秘密も炎パンも通らないポケモンが相手にいる場合はルカリオを出してあとはその場で決める。致命的に重いポケモンブルンゲル。マッチングしたら地割れを積極的に狙う。あとはゲンガーとカバルドンがきつい。特にガルーラミラーでゲンガーに引かれるパターンが辛く、そのタイプ相手にはラティアスで同速をしかける展開が多かったため安定はまったくしない。カバルドンスイクンマンムーを出せれば少しマシだが、それでも相手の裏次第でとても重くなる。出されないことも多いのでJPNOPEN当日なめた選出をしたらカバに欠伸されてるだけでパーティーが半壊したのでそれはやってはならない。他はある程度なんとかなるかと思っている。気合玉は外しを恐れず撃ちましょう。外したら運負け。バトンやギミックパも気合で多少どうにかなる。負けたらマッチングした自分が悪いと責めていた。

オフでの全11戦、試運転のレートやフレ戦を戦ってくださった方、ありがとうございました。次はスクリーンに映ることを目標に頑張ります。それでは失礼します。

S16 やんちゃガルーラ軸凍結ビート〜ASメガハッサムを添えて〜[最高2063 最終2011]

皆さんシーズン16お疲れ様でした。クラヴリーです。まず初めに、今期僕と対戦してくださった全ての方にお礼を申し上げます。ありがとうございました。

レートの方は2100に届かず、シーズン開始時に設定していた目標に及ばず悔しい思いをしました。しかし、最低限2000は達成し、うまい具合に最大瞬間風速を出せれば2100も行けなくはないこと、今後僕がこれを使いたいかというとそうではないことから、記事を書いて公開することとしました。以下構築記事に入ります。あ、ルカリオは捨てました。




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個体紹介


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1.ガルーラ@ガルーラナイト 肝っ玉→親子愛

191(84)-188(204)-133(100)-92(92)-108-124(28)

捨て身タックル/噛み砕く/猫騙し/冷凍ビーム

この構築のスタート地点。カバガルゲッコとの対戦に苦手意識があったので珠ゲッコに勝てつつ冷凍ビームを持たせられるようこの振り方になった。遅いグロパンガルに負けないよう猫捨て身を搭載。ラストはゲンガーに安定して後投げ出来るポケモンがいないことを考え素ゲンガーをワンキル出来る噛み砕くを採択した。2000を超えてからまったく選出しなくなったので環境には間違いなく刺さっていないが相手の選出が読みやすくなっているので左上で存在することに価値はあると感じた。しかし出せば必ず活躍するあたり最強のポケモンだとも思った。



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2.ガブリアス@拘りスカーフ

183-182(252)-116(4)-×-105-169(252)

逆鱗/地震/ストーンエッジ/炎の牙

陽気スカーフガブ。ニトチャ1積みのリザードンやよくある調整のキングドラ入り雨パ、相手のガブリアスを意識して陽気で採用した。4つ目の技は正直なんでもいいのだがナットレイに勝てないとなぜかイライラするので炎の牙。今期500戦以上してガブミラーで1度しか負けなかった自覚の持ち主。



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3.クレセリア@ゴツゴツメット

227(252)-×-189(252)-95-151(4)-97※非理想個体

冷凍ビーム/どくどく/三日月の舞/月の光(電磁波)

古の秘薬。中盤から終盤に出てきて毒を入れて三日月の舞をするのが仕事。そう考えていたため、最終日までは月の光を切って電磁波を採用していたがやはり月の光がないクレセリアは回復役としてではなく受けポケとして使う際にあまりにも怪しく、切るなら電磁波だと思いこの技構成になった。相手にバシャーモがいれば絶対選出。相手に刺さってるポケモンを2度使える点もあって選出率は高め。



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4.霊獣ボルトロス@命の珠

155(4)-×-90-197(252)-100-168(252)

10万ボルト/サイコキネシス/気合玉/悪巧み

前期のルカリオ軸に引き続き続投した臆病ボルトくん。今回は霊獣になり崩し役を担当した。珠悪巧みの火力は凄まじく、4段階UP気合玉で一般的なラッキーが飛ぶ。悪巧みを積まずとも、ASヘラがサイキネで落ちたり、Hぶっぱスイクンが56%の乱数で10万で落ちたりする。もちろんガルーラが耐久に振っていても基本的にワンパン。しかし例によって耐久に振っていないためすぐ倒されるのでHP管理、及び被弾を避けるためあるいは気合玉を外して負けに直結するリスクを減らすための交換読みは積極的にしていった。選出率高め。



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5.ハッサム@ハッサムナイト テクニシャン→テクニシャン

145-222(252)-161(4)-×-120-127(252)

バレットパンチ/叩き落とす/馬鹿力/剣の舞

構築の最後に入ってきたポケモンで、シュウイチ(@shuichi_wspk)くんに提案されて入れた1匹。ASハッサムはクレセドランを崩したりスイクンや耐久ロトムの上を取れたりすると同時に、耐久の数値も羽休めもないので扱いは難しい。クレセドランの他には、生意気ポリ2+ブルンゲルなどの並びを崩したり、後述のバシャーモの鬼火からマリルリあたりを起点に舞って全抜きしたりといった使い方をした。技構成はこれ以外はないと思われる。虫食いや電光石火が欲しい場面はあったがスペースがなかった。



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6.バシャーモ@ラムのみ 加速

155-189(252)-90-×-91(4)-132(252)

フレアドライブ/跳び膝蹴り/守る/鬼火

この構築の運負けはほぼこいつのせいであり、逆に技さえ当てれば獅子奮迅の働きをするポケモン。有利対面での鬼火がかなり安定し、カバ、マリルリ、ギャラあたりでバシャーモを見ている人には壊滅的な被害をもたらす。今期は相手の鬼火バシャに遭遇することも少なく、あまり読まれることはなかったので非常に使いやすかった。素バシャは火力がなく、めざ氷がないため両刀の必要性を感じず炎技はフレアドライブとなった。



構築全体について

正直言って欠陥だらけです。まず、クチート軸がかなりつらく、クチートとアローを並べられただけで敗戦濃厚になります。他にはメガバシャ軸のサイクル構築がきつい、珠ゲンガーで壊滅し得る、バンドリのドリが弱保だと負ける、ハッサムを出さないとスキスワクレセで詰む、アローがそもそも重いなど挙げればキリがないです。プレイングと勘でカバー出来る範囲で頑張りましょう。

逆にいいところを挙げるなら、クレセドラン系統や受けループへの勝率がかなり高いことで、特に受けループは当たったら絶対勝つくらいのつもりで挑んでいました。ハッサムも珠レボルトもいますからね。自慢の対策を用意して負けるのはもったいないので。

最終日に気付いたことなのですが、ガルーラがゲンガーやクレセリアを選出段階で誘い、それをハッサムで倒すというパターンが多いです。補完のハッサムが主役になってます。



最後に、ここまで読んでくださった皆さんありがとうございました。次シーズンでのマッチング、オフで対戦するときなど関わる機会があればよろしくお願いいたします。



最高レート

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最終レート

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ルカリオの雑魚さ

こんにちは。クラヴリーです。S16ではレートに潜っていると、S15にてルカリオ入りの高レート達成者が増えた成果も出てのことなのか、以前よりもルカリオとのマッチングが増えたような気がしています。


さて、私も前期までかなりの頻度でルカリオを使用していた人間なのですが、私の中でルカリオは「一定水準以上のポケモンの中では最弱かもしれない」くらいに弱いという評価をしています。個人的格闘タイプポケモン序列を作るならバシャーモ>ヘラクロス>ローブシン>ミミロップ>ルカリオだと思っているレベルです。


しかし、ルカリオを過大評価してくださっている方が多いようなので(ルカリオは弱いけど好きなので評価してくれるのは嬉しい)、ルカリオの弱さについて記述しようと思います。ダメ計は全てB4振りのAかCとSぶっぱ前提で行います。


1.鋼タイプのくせに鉢巻じゃない逆鱗にも後出しが効かない

意地ガブの逆鱗が最大でメガ前に88、メガ後に73入ります。即ち後出しは効きません。鋼タイプとはなんなのでしょうか


2.地震を搭載した物理型以外全てギルガルドにボコボコにされる

ご存知の方の方がこれは圧倒的に多いかと思いますがギルガルドルカリオは黙ります。特殊ではH振りガルドに悪巧み悪の波動を確定耐えされるため特殊は全員勝てません。物理なら地震を搭載すれば一応勝てますが弱保を考えたりすると交換読みで舞うか地震を押さなくてはならないです。いても出すという人も多いですが私はガルドがいる時点でルカリオの選出は極力控えてます。


3.メガ前が90族

おわかりですね。ガルモンと同速です。ルカリオ使いなら全員が初手ガル対面地震で瞬殺された経験があるはずです。メガさえ出来ていればゲンガーも抜いていたりするのでこのSのせいでメガするタイミングには結構気を使わなきゃいけなくてめんどくさいです。


4.技が当たらない

特殊では気合玉、物理ではアイアンテールをほぼ採用しなければならなくなるので技が当たりません。私もたまにニンフィアに対面からルカリオが負けます。なぜ当たらない技を採用しなければならないかは次に述べます。


5.適応力が乗らないと火力が弱い

適応力という強力な特性で一応活躍出来てはいるルカリオですが、おかげで火力は足りてません。これはルカリオに冷凍パンチを採用するとわかりやすいです。ガブ、ランドには強くなるのですがメガマンダに威嚇入れられると半分ちょいくらいしか確か入らなかった記憶があります。


6.適応力があっても火力が微妙に足りない

インファイトをガブに確定耐えされるなど、火力が微妙に足りないです。そもそもガブが強いだけなので贅沢とはわかっていますが。一応膝なら乱数で落ちますが膝採用だとナットやドランやブラッキー相手に択になったりしてめんどくさいです。膝ならカバルドンが2発で倒せます。特殊型でも、ラスカノは火力足りないイメージがかなりあります。気合玉は当たりません。


7.上から殴って抜いて行くポケの例に違わずファイアローがきつい

鉢巻ブレバ等倍なら1発耐えてくれよ、、



上記のようにとりあえず羅列してみました。あんまりルカリオ馬鹿にしすぎると誰かに怒られそうなので少しだけ褒めておきます。


1.Sが速いし火力も高め

速いのは強いです。バシャーモと違って守らなくていい、ミミロップと違って火力がある方です。


2.先制技が多くどれも優秀

神速、バレット、真空波どれも強いです。物理型だと選択になることが多いですがどちらも採用したいくらいです。


3.積めば半減でも押せる

特に特殊型に言えることです。悪巧み気合玉は当たれば最強です。


4.不意打ち半減

クチガルに強いからいいと思います。


雑に褒めておきました。実際、強みは多分こんなものです。あくまで主観を書き連ねただけなのでもっと弱いだろ!とか、は?ルカリオもっと強いから といった意見もあるかと思いますがご了承ください。失礼します。